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2017/9/16 床の和紙貼り
床 和紙 1

床 和紙 3

床 和紙 2

1年ほど前の仕事になるのですが(汗)、
こちらの床(とこ)の間、薄水色の床と違い棚の壁は塗りではなく和紙を貼っています
上のうぐいす色の壁は塗りです

和紙も名塩和紙の谷徳製紙さんで今回の為に漉いていただきました

はっきり言いましてこういった仕事は滅多に、いや、まず無いので、緊張しますし楽しかったです

簡単な作業工程を書いてみます

床 和紙 6
まずは上のように浮け貼り用の楮和紙を喰い裂き(和紙の廻りが毛羽だったようになってますね)にしたもので浮け貼りをしていきます
喰い裂きにしておくと上に和紙を貼ったときに浮けの継ぎ目が目立ちません

床 和紙 4
こちらは1度目のの浮けが終わったところです

床 和紙 5
さらに2度目の浮けをしている途中です
1度目とは違う紙の向きで貼っていきます。そうすることで糊の付く位置がずれてくれます
浮けをすることで壁の外周以外は完全に下地から和紙が浮いた状態になります
内装関係の方以外はいまいち言っている意味が分からないかもしれませんが、
こうすることで下地の影響を受けず、かつ柔らかい風合いがでます

床 和紙 8
いよいよ和紙を貼っていきます
一番上の完成写真ではわかりませんが、60cm×40cmぐらいの和紙をたくさん継いで貼っています

床 和紙 7
あと2枚貼ればこの面は終了というところです

床 和紙 9
まだらになっているのは乾いている途中だということです
この段階ですと継いでいるのがわかりますね

床 和紙 11
すべて貼り終えましたら四分一という黒く塗った木をすべての外周に釘でとめていきます

床 和紙 10
私です。施主様が撮ってくださいました(笑)

床 和紙 1
で、完成です
完全に乾くと紙を継いでいるのもぱっと見わかりません
2度浮けした上に和紙をはっていますので、とても頑丈でそうそう破れないと思います

和紙クロスでは浮けまですることはそうそうないと思いますが、今回の名塩和紙はとても薄く(それでも名塩和紙の中では分厚い方みたいです)クロスではないので裏紙も無い無垢?の和紙ですので浮けをしないと壁には貼れません

ちなみに大正時代ぐらいの建物だそうです
こういう風にしてほしいと言っていただいたときはどうなることかと思いましたが(かなり傷んでましたので)、
奇麗になってよかったです
施主様にも喜んでいただけました

本当にいい勉強になる現場でした

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テーマ:住まい リフォーム - ジャンル:ライフ

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